株を買うときに一番悩むのは「どの会社を選べばいいのか」という点です。
今回は、投資初心者でも実践できる“いい会社を見分ける基本”をお伝えします。
この記事を見ることでわかることは
- いい会社とは?
- 抑えるべきポイント5選
これらのことがわかるようになっていますので最後まで見ていってくれると嬉しいです!
いい会社の定義
長期的に安定して利益を出せる会社
いい会社は安定した利益を出せる基盤を持っています。
コロナウイルスなどで一時的な売上ダウンはあっても、10年単位で右肩上がりしている会社はいい会社とされています。
倒産や極端な業績悪化のリスクが低い会社
堅実に現金を稼いでいる
大前提として稼いでる会社です!
稼いでなければ倒産して全てがパーです。
とりあえず稼げているか確認しましょう!
借金に頼らない
借金が少ないことは良いことです。
借金がたくさんあると会社が傾いたときそのまま倒れます。
生活に欠かせない商品・サービスを持っている
会社によって複数の商品・サービスを持っているとさらに安定していると言えます。
一部ですが具体的には以下の通りです。
- 食品
- 通信
- 医療
- 保険
これらの業種は安定している会社が多い傾向にあります。
株主を大事にしている会社
良い会社は株主還元に積極的です。
配当金を増やしたり、自社株買いをして株の希少性を上げたりします。
私は株主を大事にしている会社は将来的にも株価が上昇しやすい傾向にあり、資産評価額をグッと上げてくれると思っています。
また、一時的の業績が悪かったとしても株主が会社を信頼して株を持ち続けてくれる事が多いです。
見分け方のポイント
売上・利益が安定して伸びているか
過去10年の売上高、営業利益をチェック。
増減が激しすぎないかを確認しましょう!
まずはちゃんと売り上げや利益をちゃんと出せていないとやっばーい!
EPS【一株当たりの利益】
右肩上がりに増えていること!
営業利益率
営業利益率は「売上のうち営業利益の割合」です。
高ければ高いほど儲かるビジネスをしています。
それとトレンドもチェックしよう!
自己資本比率が高いか
40%以上が最低限。
できれば50~60%以上が安心!
80%以上は神レベル!!
借金依存が少ない会社は安心
キャッシュフローが健全か
営業キャッシュフローがプラスで安定しているか確認!
田舎株では過去10年で赤字になっていないことを確認しています。
赤字の場合はその理由を会社のIRページとかで探しまくります!
配当政策・株主還元が持続的か
無理のない範囲で安定配当を続けているか配当金を無理して出していると減配や無配のリスクが高まります。
配当性向は30%~50%以下が健全です!
累進配当やDOE(株主資本配当率)を採用している会社は信頼性も高く評価されています。
事業が社会に必要とされているか
長期的に需要が続くかどうかを考えましょう。
私たちが望むのは配当金をずっと出してくれることです。
必要とされないといずれ倒産します。
チェック方法
決算短信や有価証券報告書
簡単に言うと会社の業績(稼いだお金)の結果報告書です。
上場企業は必ず見れるようになっています。
これを理解するには簿記の知識が必要になってきます。
会社四季報
「会社四季報」は、東洋経済新報社が発行する企業情報誌で、上場企業の最新データや業績予想が載っています。
年4回(春・夏・秋・冬)発行されるため「四季報」と呼ばれます。
ネット証券のスクリーニング機能
これが一番簡単です!
絞りたい項目で設定して表示すれば、利回りなどがすぐわかります。
Yahoo!ファイナンスアプリのスクリーニング機能も使いやすくておすすめです!
注意点
短期的な株価の上下に振り回されない
田舎株でおすすめしているのは長期!超長期!
時間をかけて株を育てて行きましょう。
数十円、数百円の値動きは日常茶飯事のことです。
『どうせ数年後にはプラスになってるでしょ!』のスタンスで!
有名企業=安全とは限らない
誰もが知っている会社でも稼げていない場合があります。
必ず投資先は自分で調べて判断しましょう!
流行りに乗りすぎない
SNSで『この株が熱い!』みたいな情報がありますが惑わされないようにしましょう。
SNS情報はあくまで参考にするくらいにとどめて起きましょう。
初心者はこれで痛い目に遭う…
まとめ
「いい会社」は、数字だけでなく社会での存在意義や経営姿勢も含めて判断することが大切です。
いい会社の定義とは
- 長期的に安定して利益を出せる会社
- 倒産や極端な業績悪化のリスクが低い会社
- 株主を大事にしている会社
田舎株はこの3つのことを特に重視いています。
人それぞれに判断基準があると思いますので一例として参考になれば幸いです。
自分が信じて投資できる会社が見つかるといいですね!